2011年03月16日

神奈川近代文学館

 神奈川近代文学館は、1984年に開館されて以来、常設展示も含めて、文学の展示活動に力が注がれ、展覧会としては大衆文学、児童、詩歌などジャンルごとの大規模展示をはじめ、夏目漱石、芥川龍之介、泉鏡花、有島三兄弟、武者小路実篤、川端康成、太宰治、吉川英治、山本周五郎など個人作家の展示、鎌倉、横浜、川崎など神奈川を地域別に区分けした文学散歩の展示など50回以上の企画展が開催されました。

 そして資料館では、2006年度の時点で図書約42万冊、雑誌約42万冊、肉筆資料(特別資料)約16万点を超える数があり、尾崎一雄文庫、中村光夫文庫など個人の作家、収集家の業績を顕彰したコレクションのほか、神奈川ゆかりの多数の作家の肉筆資料、書籍類、文芸雑誌を中心とした膨大な数の雑誌が収集されています。また、近代日本文学の専門の資料館として、資料の画像化などの分野も視野に入れ、インターネットによる所蔵情報の公開も行っていているそうです。



Posted by itagakimari  at 00:00